フィナンシャル・ファンタジー

お金に関する知識をお届けするブログです。

相続の分割方法

相続にはいくつか方法があり、家族の人数と親が持っている資産によっては土地など簡単に分けられないものがあります。
そういった時にいくつか分け方があります。

この記事でわかること

  • 相続の分割方法は主に4種類
  • 現物分割:そのまま遺産などを分ける
  • 等価分割:お金に換えて分ける
  • 代償分割:ある相続人が現物取得して他の相続人に財産を支払う
  • 共有分割:各相続人の持分を共有

現物分割

相続したものをそのまま分けます。
株券1000株相続した時に二人で500株ずつ分けるような形になります。

 

等価分割

現金に変えてからみんなで分ける方法です。
相続した株券や土地などを現金に変えてからみんなで分けます。
土地など分割しにくい相続に対してはこの方法が使われます。
また、土地などは価値が下がったりもすることを考えてお金にすることもよく行われます。

 

代償分割

ある相続人が現物取得して他の相続人に財産を支払う方法です。
親の家に住んでた場合に土地や家などを相続して、その分お金などで他の兄弟には相続を渡すといった形のことがされます。

 

共有分割

各相続人の持分を共有する方法です。
土地のこの部分は長男、あの部分は次男といった感じです。
この分割方法で分けた場合、相続を共有しているため相続したものを勝手に売ることができない点が注意です。

 

まとめ

相続の分割方法について説明しました。
まとめると次の4種類の方法があります。

  • 現物分割:そのまま遺産などを分ける
  • 等価分割:お金に換えて分ける
  • 代償分割:ある相続人が現物取得して他の相続人に財産を支払う
  • 共有分割:各相続人の持分を共有

FPの参考書には見やすいテキストのこれ

 

 

教育資金計画の概要 子ども保険と奨学金

子どもの教育のためにお金が必要になります。
特に受験や入学などはまとまった金額が必要ですし、私立または公立に通わせるかで変わってきますが大学卒業までにかかる子ども一人の金額は全て私立で約2000万、全てっ国公立で約700万です。

参考:

子育てに必要な費用ってどのくらい?0歳~22歳までの合計金額とは|Like U ~あなたらしさを応援するメディア~【三井住友カード】

幅はありますが子ども一人に約1000万かかると思っといた方が良いでしょう。
そのため、教育資金を計画することは重要です。
教育資金についてお金を貯めたり、借りたりすることも選択肢としてあるでしょう。
どのような制度や教育ローンがあるか知ることは大切です。
特にお金を借りる場合についてどのような方法があるか説明します。

この記事でわかること

  • 子ども保険は教育ローンで最大350万円、最長15年
  • 奨学金は1種と2種があり、1種は無利息、2種は有利息
  • 2020年4月から就学支援制度が開始され授業料+入学金の減額もある

子ども保険

教育のためのお金を貯める商品です。
この保険に入るには年収制限などがあります。
また子どもの数によっても変わってきます。
親が子どもために教育資金を貯めていくといった形です。
万が一の時の補償があり、入学のタイミングで祝金がもらえるのが特徴です。

詳しくは各保険を見てみると良いでしょう。

 

奨学金

大学入学の際に奨学金を借りるということでよく聞くと思います。
子ども保険と違いお金を借りて、子供がそのお金を返します。
教育ローンで1種と2種の2種類があります。
1種は無利息で、2種は有利息です。
大学の学業が優秀であったりすると返済が免除されます。
良い大学に行き、学業成績が良かったり、論文などの実績を残すことで免除申請ができます。

就学支援制度

学習意欲がある学生には授業料と入学金減額の制度が2020年4月から始まりました。
学業の成績ではなく、学ぶ意欲のある学生が対象というところに特徴があります。
こういった制度もあるので、活用したいですね。

 

まとめ

教育資金計画についてまとめると以下のような教育ローンや制度があります。

  • 子ども保険は教育ローンで最大350万円、最長15年
  • 奨学金は1種と2種があり、1種は無利息、2種は有利息
  • 2020年4月から就学支援制度が開始され授業料+入学金の減額もある